グリーン投資減税

発電実績を必ずつける

モジュール出力保証とは?

 

太陽光発電モジュール(パネル)の出力性能を一定期間にわたって保証し、何らかの理由から規定よりもモジュールの発電性能が低下したときには、メーカーが自身の責任で、問題があったモジュールの修理や交換に応じるサービスのことです。モジュールの公称最大出力値に一定の割合をかけて「最大出力の下限」という値を求め、さらにこの「最大出力の下限」に一定の割合をかけた値を基準値とします

 

例えばシャープの保証の説明では、「太陽電池モジュールの出力は、最大出力の下限値(公称最大出力の90%)の90%までを10年保証します」とあります。つまり公称最大出力の90%を「最大出力の下限」とし、さらにその90%を「保証の基準値」にするということです。簡単にいえば、この場合は公称最大出力値に 0.9 × 0.9 = 0.81 を乗算した値が保証の基準値になります。保証条件がこの内容で、モジュールの公称最大出力値が仮に200Wだったとすると、「保証の基準値」は以下のとおり162Wとなります。

 

モジュール出力保証は適用されにくい!

 

実際にモジュール出力保証のサービスを利用するのはそれほど簡単なことではありません。普段の運用で、屋根の上にあるパネルが何パーセントの割合で出力しているのかなどわかりません。つまり、よく注意して使っていないと、「なんとなく出力が少ない」という程度の話になってしまって、それが本当は出力保証を受けられる問題なのか、外部的な要因(日照がよくないなど)なのか簡単には判断がつきません。こうした問題に敏感になるには、日ごろから、自分が所有する発電モジュールの性能値を記録しておくしかありません。きちんと記録したところで、発電量がお日様まかせであることは同じですから、たとえ「1年前と比較して少ない」としても、それがモジュールの障害によるものかどうかはすぐには特定できません。しかし記録があれば、発電量の継続的な減少を数値で追跡できますし、メーカーに問い合わせるときにも具体的な数字を提示できます。

 

モジュールの出力保証があるから安心だと思わないでください。発電実績がなければ保証すら受けられない可能性があります。必ず毎日記録しましょう!

 

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